第4回メディア・ユニバーサル・デザインコンペ
佳作(一般の部)

『2010 文の京 わたしの便利帳』

文京区、文の京わたしの便利帳発行実行委員会、利根川印刷株式会社
株式会社ソマード 利根川 英二・加藤 博司(東京都)

[工夫点]
「区民による、区民のための便利帳」であることに徹底的にこだわったつくりです。若者からお年寄りまで、視覚に障がいのある方でも、たやすく検索し調べられる活用自在な情報デザインのためのノウハウを随所に取り入れています。
"区民による"便利帳であるため、新しい試みとして官民共同事業により区民の視点を全体に行き渡らせています。マイルドな色合いとなじみやすいイラストの表紙によって、派手さより親しみやすさを実現、本文もあきのこない親しみやすいカラーとレイアウトを一貫させています。
行政情報と民間情報を見開きページで区分け表示、検索には表紙インデックス、目次、さくいんの3つから最適の方法を選択でき、民間情報から地域サービスの広告ページへ簡単に移動できます。
その他、具体的な留意点を記します。
1.本文は2色で文字サイズ・行間など読みやすいレイアウトに徹した。図解や表組みを適宜使用し、より視覚的にわかりやすくした。
2.見開きページのタイトル帯の網がけの文字は白ぶちとし、弱視の方の可読性に配慮した。
3.よく使用するテレホンガイドは巻末にまとめた。
4.よく使用する区施設の利用時間・地図などを巻末にまとめた。
5.区内の全医療機関(はり、マッサージ含む)を巻末に地区ごとに一覧表示した。
6.巻末広告をサイズごとにまとめて見やすくした。
7.Web版便利帳と関連づけ、より活用本位のものとした。
[講評]
自治体が区民全員に配付するパンフレット。文字サイズや行間に配慮し、網掛け文字に白フチをつけるなど、見分けやすさを追求している。図解や表組みを多用して、レイアウトも読みやすい。2色刷だが、マイルドで目にやさしい色調になっている。住民全員に配付されるこのような冊子にユニバーサルデザインの細かい配慮を盛り込むのは極めて重要で、ぜひ全国に広がって欲しい。

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