第4回メディア・ユニバーサル・デザインコンペ
優秀賞(学生の部)
『MUD絵カード・ゲーム』
大阪コミュニケーションアート専門学校 LAM TSZ YING(大阪府)
- [工夫点]
- ・3才からの子どもに向けるため、言葉はすべてわかりやすく平仮名にしました。
・絵はなるべく一色で表されるものにしました。
・複数色がついてくる絵もあるため、色の名前の前にその色を付けた○を付けました。
・子どもが手になじむように、手書き風に仕上げました(自分が書いたものみたいと共感してもらったり)。
- [講評]
- 「栗は茶色」、「山は緑色」など、ものの色名をゲーム感覚で覚える子ども向けのカード。幼稚園/保育園から小学校入学前後の子どもにとって、実物を見ないでものの色名を当てるのは楽しい遊びになると共に、色に関わる常識を養うのに有効である。しかしこのゲームのよいところは、そのような一般的な遊具としてのメリットだけではない。実は色弱の人は、一般の人と同じようには色の名前が区別できないため、ものを見てもそれが何色であるかを言えないことが少なくない。そのため、○○は××色、□□は△△色というように、ものの色名を知識として記憶する必要がある。このゲームは、色弱の子どもも自分がそうであることを意識せず、楽しみながら色を覚えることができる。色弱の子ども向けの特殊な商品でなく、一般向けのゲームでありながら色弱の子どもには特に便利なメリットを備えている商品の提案であるところが、ユニバーサルデザインとして優れている。ぜひ一般向け商品として売り出して欲しい。


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