第4回メディア・ユニバーサル・デザインコンペ
優秀賞(学生の部)
『日本伝統の柄 千代紙のMUD化』
大阪コミュニケーションアート専門学校 西岡 侑姫(大阪府)
- [工夫点]
- ・色覚障がい者や外国人に向けて、日本伝統の柄を知ってもらいたい。
・3種類の基本柄と日本の四季を表現した風物詩の柄を2種類、計5枚の千代紙をセットする。
・色よりも柄を楽しめるようにした。
・付属として、それぞれの風物詩の説明を添えることで、より日本の特徴を知ることができる。
- [講評]
- 日本の伝統的なものの色合いというのは得てして淡いものが多く、はっきりとしたものが少ないが、この作品はさまざまな色の見え方の人や、色に関する感性が日本人と必ずしも同じではない外国人にも変わらず楽しめるように、色合いを際立たせて誰にでも楽しめる配色を用いる一方、色でなく柄や図案で日本らしさを出している。外国人向けに、描かれた図案についての説明もつけて、日本文化への理解を広める助けとしている。単に伝統工芸をそのまま伝えるだけでなく、こうした形で伝統を再定義して発展させてゆくのも現代のデザイナーの重要な役割だろう。

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