第4回メディア・ユニバーサル・デザインコンペ
最優秀賞(グランプリ 学生の部)

『UD封筒』

広告デザイン専門学校 飛田 誠(愛知県)

[工夫点]
封筒は老若男女に使用される。しかし、封筒はなかなか人を寄せつけない。封筒の宛名や住所を書く時に曲がったり、歪んだりして、なかなかバランスがとれない。結果、読みづらくなり、時には相手を不快な気持ちにさせるかもしれない。そこでUD封筒を作成した。
(1)ガイドがあるので字のバランスが整いやすい。
(2)濃淡だけでデザインしてあるので、どの世代の人でも抵抗なく使用できる。
[講評]
「封筒の宛名を書くときにどうしても行が曲がってしまう」という、小さなことだが多くの人が困っている問題を、デザインで解決した作品。よくあるように封筒に罫線を入れるのでは、見た目が事務的になって面白くないし、行の数や幅も制約されてしまう。淡いトーンで不規則な幅の平行な塗り分けを施すことで、一見すると罫線には全く見えないのに、実際には罫線を引いてあるのと同じ働きをさせている。身の回りの小さいが重要な問題をデザインの力で解決し、趣旨を理解していなくても自然にその効用を活用できる点で、ユニバーサルデザインの模範例になっている。

作品写真

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