シミュレーションツールのご紹介

シミュレーションツールのご紹介

Vischeck
(Win/Mac版あり、フリー)

比較的昔からある、業界スタンダードなシミュレーションソフト。フォトショップのプラグインでWin版とMac版があり、フリーソフトなのも魅力。RGBの画像データ(PDF等)をフォトショップに取り込みシミュレーションする。シミュレーション結果を保存、出力できるのも魅力。

UDing・COLOR FINDER FOR UD(CFUD)
(東洋インキ、フリー)

東洋インキが出しているフリーのソフト。UDingはシミュレーションソフトで画像データに対応。CFUDは、東洋インキの特色限定で、色覚障がい者の識別しやすい色を、選定基準を選択し色選定できるカラーパレット状のソフトウェア。色選びは楽だが、使用する色が多くなると選択肢が狭まり、選定基準を大甘の設定にすると見えづらい組み合わせも選択できてしまうなどの問題もある。使い方によっては結構便利でプロセス(CMYK)への対応を期待。

カラーUDパレット
(地理情報開発Win/Mac版あり、¥24,150)

イラストレーターのプラグインとして販売されている。Vischeckなどと違い画像データ(PDF等)にしなくともシミュレーションできるのは制作側にとってとても使い勝手はよい。Win,Mac版があり便利。ただし、イラストレーターのプラグインのため動きが遅い。マシンスペックでかなりの差が出るようだ。DTP用パソコンでの使うのであればよいが、ノートパソコンでの表示に時間がかかったり、パソコンが固まることもあった。メーカーに金額も含め改善は求めたい。

http://www.chiri.com/plugx_colorudpalette.htm

EIZO色覚シミュレーションモニター FlexScan U
(ナナオFlexScanL797-U 19型130,000円~FlexScanSX2461W-U 24型142,800円くらい)

FlexScan Uシリーズは高い表示性能を持つ液晶モニターと色覚シミュレーションソフトウェアの組み合わせで、色覚障がいの色の見え方をシミュレーション表示する。モニター自身でシミュレーションするため、静止画だけでなく動画もリアルタイムチェック できて作業効率アップ。通常画面・シミュレーション画面の切り替えも簡単。画像キャプチャにも対応しているが、出力して確認できる画質ではない。

http://direct.eizo.co.jp/shop/t/t1049/

音声コードについて

「音声コード」をご存知ですか?

「音声コード」とは、紙に印刷できる2次元バーコードです。
約2cm角の中に約800文字を記録することが可能です。
活字読み上げ装置に音声コードが印刷された紙を入れると音声で印刷された文字を読み上げてくれます。

音声コードのメリットは?

音声コードにより誰もが(視覚障がいの方も、そうでない方も)印刷物から情報を得ることができます。
視覚障害者のプライバシーを守ることができます。
高齢者の方や外国の方も利用できます。
簡単に作成できます。

作成ソフトは何ですか?

以上2社から有償、無償のものが出ています。
詳しくは各社へお問い合わせください。

どちらのソフトで作成しても、両者の活字読み上げ装置で読み上げることができます。